エココミュ

当社の採用選考について その1
こんにちは、東京エコサービスの人事課です。
今回は当社で行っている採用選考、その中でもクレペリン検査についてご説明したいと思います。

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、クレペリン検査というのは心理検査のひとつです。
簡単な足し算の計算問題をひたすら解いていく、という「作業」から、
受検者の心理的特徴などを測定する、90年近くにわたって蓄積されたデータを活用する検査です。
当社でもここ数年の採用選考にこのクレペリン検査を取り入れております。
さて、当社におけるクレペリン検査は
会場にて着席(鉛筆等の筆記用具は当社でご用意いたします)
⇒ PCで号令CDを再生 ⇒ 号令に従って問題を解いていく という流れになります。
内容としては計算問題を解くだけのものですが、その作業量はなかなかのものです…
背広や上着を脱いでいただいても構いませんし、もし受検中に室温が高い・低いなどお気づきの点が
ありましたら、その際は近くの監督者におっしゃってくださいね。
検査は約45分で、前後に面接や作文の筆記試験を行い、一次選考は終了です!
当社の中途採用選考は原則1回としておりますので、〇次面接…のように何度も会社に足を運んでいただく必要がありません!✨
在職中の方も、そうでない方にも負担にならない採用スケジュールとなっております。
もし興味を持っていただけましたら、ぜひマイナビ転職よりご応募ください!
お待ちしております!
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会社のこと
ウェルビーイングな会社を目指して✨
みなさんこんにちは、総務部長です。 近年、ウェルビーイングという言葉をよく目にするようになりました。 ウェルビーイング(Well-beinng)とはwell(よい)とbeing(状態)からなる言葉だと言われています。 世界保健機構(WHO)は、ウェルビーイングのことを 「個人や社会のよい状態。健康と同じように日常生活の一要素であり、社会的、経済的、環境的な状況によって決定される」と紹介しています。 ウェルビーイングの歴史を紐解くと、意外なほど古く、 1925年にカナダの団体が「健康状態」であることを「単なる病からの自由だけではない、ウェルビーイングな状態」と定義したことが報告されています。 つい最近になって生み出された言葉のように思われますが、古くから議論されてきたことに少々驚かされます。 この1925年の報告が起源となり、その考え方をWHOが継承することとなりました。 WHOは1946年のWHO憲章の中で、このウェルビーイングという言葉を初めて取り入れ 「健康とは、病気でないとか弱っていないということではなく、 肉体的にも精神的にも、そして社会的にもすべてがよい状態にあることをいう Health is a state of complete physical,mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity」 とし、健康の定義としてウェルビーイングを用いることとしました。 その結果、ウェルビーイングという言葉が広く世界に広まることとなったと言われています。 さらに、2015年の国連総会で採択されたSDGsの宣言文には、 どんな社会にしたいかを述べる段落の中で「身体的・精神的・社会的にウェルビーイングな社会」 と目指す方向性が盛り込まれたことで、世の中により浸透していきました。 現在、申し上げるまでもなく、国際社会は「SDGs」を共通目標として、 誰一人取り残さない社会のための17の目標を掲げています。 しかし、「SDGs」が掲げる未来は2030年までとなっています。 まだまだ先だと思っていた2030年はすぐそこなんですね。 そこで、次なる目標として人々の主観的なウェルビーイングを重視した 新たな国際目標をつくっていこうとする動きが日本でも始まっています。 それが、さまざまな国際機関や企業で提唱され始めている 「SWGs(Sustainable Well-being Goals)」であり、「みんなで持続可能なウェルビーイングの状態を目指す」という目標だと言われています。 経済が発展・成熟したいま、モノやサービスがどれだけ売れたかという 経済の豊かさが幸せであるとは限らず、 心の豊かさや幸福を重視する社会が望ましいという価値観が世界に広まってきているといえます。 そのため、「物質的な豊かさ」ではなく、一人ひとりが「実感できる豊かさ」、 いわゆる主観的なウェルビーイングを重要視しようという動きが広まりつつあり、 ウェルビーイングに注目が集まっています。 日本では、2021年6月に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2021」(骨太の方針)で、 政府の各種の基本計画にウェルビーイングに関するKPI(成果指標)を設定することとしました。 各省庁が各分野で国民のウェルビーイングを定期的に測定し、 目標と照らし合わせて取り組みを促進することとなりました。 また内閣府は、2019年度から「家計と資産」「仕事と生活」「健康状態」 「あなた自身の教育水準・教育環境」「社会とのつながり」「子育てのしやすさ」 「介護のしやすさ・されやすさ」など13分野で国民の生活の満足度(ウェルビーイング)を調べる 「満足度・生活の質に関する調査」を行っています。 国民の生活の満足度を把握することで、政策運営に生かすことが目的だとされています。 昨年、令和6年5月21日、環境保全のための政府の取組に関する骨組みである環境基本計画が見直され、 「第6次環境基本計画」が閣議決定されました。 この第6次環境基本計画では、現状の様々な課題を踏まえ、「環境保全」を通じた 「現在及び将来の国民一人一人の生活の質、幸福度、ウェルービーイング、経済厚生の向上」 「人類の福祉への貢献」の実現が目的とされており、 そのために環境収容力を守り環境の質を上げることによって成長・発展できる「循環共生社会」を目指すこととが掲げられています。 環境基本計画は、申し上げるまでもなく、すべての環境分野を統合する最上位の計画として、 目指すべき文明・経済社会のあり方を提示するものだと位置づけられています。 これまでの第5次環境基本計画では、今後の環境政策が果たすべき役割として 「環境政策による経済社会システム、ライフスタイル、技術といったあらゆる観点からの イノベーションの創出と経済・社会的課題の同時解決を実現することにより、 将来にわたって質の高い生活をもたらす新たな成長」につなげていくことが提示されてきました。 第6次計画では、「新たな成長」を実現するため、 環境・経済・社会の統合的向上を目指す上位の目的として、 「ウェルビーイング/高い生活の質」が初めて掲げられることとなりました。 さらに、昨年8月2日に閣議決定された「第5次循環型社会形成推進基本計画」においても 「ウェルビーイング」は非常に重要なキーポイントして位置づけられています。 循環型社会形成推進基本計画は、循環型社会形成推進基本法に基づいて、 循環型社会の形成に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図る環境施策の重要な基本計画だとされています。 第5次計画では、循環型社会の形成に向けて資源生産性・循環利用率を高める取組を一段と高めるためには、 従来の延長線上の取組を強化するのではなく、大量生産・大量消費・大量廃棄型の経済・社会要素に つながる一方通行の線型経済から、持続可能な形で資源を効率的・循環的に有効利用する循環経済(サーキュラーエコノミー)への移行を推進することが鍵だということを示しました。 そのうえで、循環型社会形成のドライビングフォースとなる「循環経済」への移行は、 気候変動、生物多様性の損失、環境汚染等の社会的課題を解決し、産業競争力の強化、 経済安全保障、地方創生、そして質の高い暮らしの実現にも資するものと述べています。 とりわけ、循環経済への移行により循環型社会を形成することは、 将来にわたって質の高い生活をもたらす「新たな成長」を実現し、 地上資源基調の「ウェルビーイング/高い生活の質」を実現するための重要なツールだということを示しました。 このように、我が国の環境施策の基本方針を定める環境基本計画ならびに資源循環施策の方向性を 定める循環型社会形成推進基本計画において、「ウェルビーイング」という概念が 初めて基本的な目標として掲げられたことは非常に画期的なことだと言っても過言ではないと言えます。 企業でもウェルビーイングに対する動きが活発になってきています。 具体的に、企業の経営方針や人材戦略の中にウェルビーイングの考え方を取り入れる企業が増えてきています。 従業員のウェルビーイングを目指し、オフィスの環境を整える企業、賃上げを進める企業など、 従業員の働きやすさを向上させるほか、多様な人材が能力を発揮できる環境を整備することで企業価値を高めることにつなげているようです。 自治体でもウェルビーイングを柱に据えた取組を始めたところが出てきています。 富山県では、ウェルビーイングを県の成長戦略の中心に位置づけ、 ウェルビーイングの実感を把握するため独自の指標を設けています。 県民のウェルビーイングの実感を可視化するほか、政策の立案に活用する見込みだといいます。 また、福岡県福岡市では、働く人のウェルビーイングに取り組む事業者を登録する 「福岡市well-being&SDGs登録制度」を実施。登録されると、 市のホームページなどで事業者名や取組事例が紹介されるほか、 市の融資制度で金利が有利なメニューを選択できるという取組だとされています。 私たち東京エコサービス㈱は2021年度に策定した「中期経営ビジョン」(2021-2025)の中で、 ■コアビジネスの進化 ■新たなビジネス領域への挑戦 ■質の向上と強靭化 の3点を基本方針に、「街にも地球にもやさしい『脱炭素社会・循環型社会』の実現をめざす」ことをスローガンに掲げて事業を推進しています。 コアビジネスの進化とは、プロの技能集団として役割を発揮すること。 具体的には、清掃工場の運転管理受託事業、新電力事業を2本の柱(コアビジネス)として位置づけ、 お客さまの一層の信頼を得るようプロの技能集団として進化していく。 さらに、そうしたことに軸足を合わせて、焼却灰の受託事業等についても確実に対応していく目標を掲げています。 新たなビジネス領域への挑戦として、当社の強みを活かして新たな成長機会や 付加価値の創出にチャレンジしていくことを目標としています。 さらに、質の向上と強靭化を目指して、不確実な環境や未来においても着実な成長を実現すベく、 ESG(環境・社会・企業統治)の視点を一層重視し、 社員ひとりひとりのレベル向上と働きがいのある職場環境の形成に取り組むことを目標として掲げています。 世界全体が混沌とした状態に入ろうとする現代社会ではありますが、 私たちは首都東京が世界一の環境先進都市となることに資するべく、 まさに「ウェルビーイング」な会社」を目指していると言っても過言ではないと言えます。 容易に実現できる課題ばかりではないと思いますが、 私たち東京エコサービス㈱は、これからも現状に満足することなく、不退転の気持ちを持ち、 関係者の皆さまと共に、「ウェルビーイングな会社」を目指して確実に前進していきたいと考えています。
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会社のこと
東日本、そして能登へ
総務部長です。 10月末、週末を利用して、東北・宮城県の女川町に出向いてきました。 2011年3月、東北地方を襲った未曾有の東日本大震災。この大災害は東北地方に甚大な被害をもたらしました。 震源地は宮城県牡鹿半島の南東130㎞付近で、深さ24km。 マグニチュードは1952年のカムチャッカ地震と同じ9.0、日本国内観測史上最大規模。アメリカ地質調査所(USGS)の情報によれば1900年以降、世界で4番目の規模の地震だとされています。 亡くなられた方15,844名、行方不明者3,394名、全壊建物128,529戸、半壊建物240,284戸、災害廃棄物は、東日本の太平洋沿岸部を中心に、13道県239市町村において約2,300万トン、津波堆積物約1.1千万トンが発生したとされています。(*内閣府防災情報) 宮城県牡鹿郡に属し太平洋沿岸に位置する女川町は、高さ14.8mの津波が町を飲み込み、人口1万人のうち、亡くなられた方・行方不明者は827名に及び、町の住宅の9割にも及ぶ3,934棟が被害を受けました。(*女川町「震災復興のあゆみ」) 女川町の災害廃棄物の量は44万4千トン。大量の災害廃棄物が町に堆積物となって残りました。 これまでに経験したことのない大混乱の中、石原東京都知事(当時)の大号令の下、東京都、23区清掃一組、多摩市町村、都環境公社、さらには民間事業者(混合廃棄物処理事業者)が、まさに「オール東京」としてチームを組み、他の自治体に先駆けて東北地方の災害廃棄物を受け入れ、清掃工場等で適切に処理、リサイクルを行いました。 受け入れにあたっては、清掃工場所在区市町村の住民の皆様のご理解を頂くために、まず、受け入れ可能な廃棄物の形状・性状の確認、危険物・有害物等の分別状況、放射能対策などを被災地等で確認し、被災地及び都内清掃工場での試験焼却を実施。そして、その試験焼却結果を住民説明会で説明を行い、受け入れ自治体の住民の皆様のご理解とご協力を求めました。 住民説明会は特別区および多摩地域で計33回、延べ約2,000人を対象に開催、まさに大議論の中での受け入れだったと言っても過言でないと思います。 あれから早くも13年の月日が流れました。 女川町は大震災から半年後に復興計画を策定し、復興に向けた歩みに着手しました。 高台に住宅地を整備するとともに、駅を核とした街づくりを進めてきています。 女川駅周辺の土地は海面の高さよりさらに嵩上げし、そこに公共施設、商業、観光施設を整備、女川は復興のトップランナーとも言われ、若い方々の意欲的な取り組みによって復興が進められ、海をのぞむ明るい街に変貌しつつあります。 復興が進む町のシンボルともなっているJR石巻線、女川駅。 3階建ての駅舎を設計したのは、世界的な建築家、坂茂氏。その白く大きな屋根はウミネコが羽ばたく様子をイメージしてデザインされたとのこと。2階には、「女川温泉 ゆぽっぽ」が併設されており、浴場の壁には、世界的に活躍するアーティスト・千住博氏らの原画による富士山や森の鹿を描いた美しいタイルアートが広がっています。3階にある展望デッキに上ると、女川町の明るい街並みと女川港を見渡すことができ、冬には海から昇る朝日を眺めることもできると聞きました。 その女川駅から広がる商業施設「シルバーピア女川」とその後ろに明るく広がる青い海。少しずつ進む女川の復興を象徴するような光景が広がります。 毎年秋になると、災害廃棄物の処理・リサイクルに携わったメンバーが、「おながわ秋の収穫祭(復興さんま収穫祭)」に合わせて女川町に集まってささやかな「同窓会」を開くのが恒例となっています。 女川の新鮮な海の幸でおいしいお酒を酌み交わすかけがえのない時間。思いは常に2011年3月にあると言えます。 くしくも、本年2024年元旦、能登半島大地震が発生しました。 石川県の能登半島地下16km、鳳珠郡穴水町の北東42㎞の珠洲市内で発生した内陸地殻内地震。地震の規模はM7.6で、輪島市と羽咋郡志賀町町で最大震度7が観測されています。震度7が記録されたのは、2018年の北海道胆振東部地震以来、観測史上7回目だと言われています。 元旦の午後という一年で最も穏やかで晴れやかな時に大規模地震に見舞われた被災地の皆様の心情を思うと胸が張り裂けそうな思いに至ります。 まさに、胸が締め付けられる、信じられないような大規模災害ですが、やはり大量の災害廃棄物が発生しました。推計量は244万トンとされています。(*「令和6年能登半島地震に係る災害廃棄物処理に関する基本方針」) いまや日本は、いつどこで災害が発生しても不思議ではないと言っても過言ではないかもしれません。 小池東京都知事は、本年7月、石川県の馳知事と面会し、能登半島地震で発生した災害廃棄物の一部を都内の処理施設で受け入れることを発表しました。 処理方法は ►石川県内被災市町で発生した建物の解体等に伴う木くず等の災害廃棄物を、鉄道用コンテナを活用し、石川県から都内等の貨物ターミナル駅に輸送 ►都内等の貨物ターミナル駅からコンテナ運搬車により清掃工場に搬入 ►都内区市町村・一部事務組合の清掃工場において焼却処理 といったスキーム。 こうした処理体制の下、私たち東京エコサービスは、東京都のリーダーシップの下、23区清掃一組はじめ関係者の皆さまと新たなチームを組み、9月末から大田清掃工場において能登半島から送られてくる災害廃棄物を受け入れています。 都内の住民の皆様、事業者の皆様から出される廃棄物とあわせて、被災地の皆様の災害廃棄物を受け入れることは課題も多く慎重な対応が求められます。 しかしながら、私たちはこれからも、13年前と同じように、被災地に思いを馳せながら、搬送されてくる災害廃棄物を単なる「瓦礫」ではなく、被災地の皆さまの思いの詰まった「我歴」として大切にお預かりし、適切に処理・リサイクルしていきたいと考えています。 そして東北地方の皆様が悲しみ、苦しみを乗り越えて、前を向きながら力強く復興に歩を進めてきたように、能登地方の皆様の復興を側面から少しでもご支援できるように心をひとつにして対処していきたいと考えています。
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会社のこと
【2024年】夏季休暇がスタートしました!🌞
みなさんこんにちは、人事課です! 今年も東エコの夏季休暇の時期がやってまいりました! 東エコの夏季休暇は、本社は7月~9月末のうち好きな5日間、 管理事務所は①6月~9月末、②7月~10月末のいずれかの期間で好きな5日間を取得できるものになっております! お盆の時期にまとめて取得される方、オフシーズンに取得される方、ご自身のイベントに合わせてこまめに取得される方・・・ 取得の仕方は人それぞれですが、みなさん概ね5日取得できているようです♫ ⇧こちらは去年の夏季休暇で帯広に行った写真です🌞 今年も熱中症には気を付けながら、有意義な夏季休暇にしたいですね✨