エココミュ
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会社のこと
東日本、そして能登へ
総務部長です。 10月末、週末を利用して、東北・宮城県の女川町に出向いてきました。 2011年3月、東北地方を襲った未曾有の東日本大震災。この大災害は東北地方に甚大な被害をもたらしました。 震源地は宮城県牡鹿半島の南東130㎞付近で、深さ24km。 マグニチュードは1952年のカムチャッカ地震と同じ9.0、日本国内観測史上最大規模。アメリカ地質調査所(USGS)の情報によれば1900年以降、世界で4番目の規模の地震だとされています。 亡くなられた方15,844名、行方不明者3,394名、全壊建物128,529戸、半壊建物240,284戸、災害廃棄物は、東日本の太平洋沿岸部を中心に、13道県239市町村において約2,300万トン、津波堆積物約1.1千万トンが発生したとされています。(*内閣府防災情報) 宮城県牡鹿郡に属し太平洋沿岸に位置する女川町は、高さ14.8mの津波が町を飲み込み、人口1万人のうち、亡くなられた方・行方不明者は827名に及び、町の住宅の9割にも及ぶ3,934棟が被害を受けました。(*女川町「震災復興のあゆみ」) 女川町の災害廃棄物の量は44万4千トン。大量の災害廃棄物が町に堆積物となって残りました。 これまでに経験したことのない大混乱の中、石原東京都知事(当時)の大号令の下、東京都、23区清掃一組、多摩市町村、都環境公社、さらには民間事業者(混合廃棄物処理事業者)が、まさに「オール東京」としてチームを組み、他の自治体に先駆けて東北地方の災害廃棄物を受け入れ、清掃工場等で適切に処理、リサイクルを行いました。 受け入れにあたっては、清掃工場所在区市町村の住民の皆様のご理解を頂くために、まず、受け入れ可能な廃棄物の形状・性状の確認、危険物・有害物等の分別状況、放射能対策などを被災地等で確認し、被災地及び都内清掃工場での試験焼却を実施。そして、その試験焼却結果を住民説明会で説明を行い、受け入れ自治体の住民の皆様のご理解とご協力を求めました。 住民説明会は特別区および多摩地域で計33回、延べ約2,000人を対象に開催、まさに大議論の中での受け入れだったと言っても過言でないと思います。 あれから早くも13年の月日が流れました。 女川町は大震災から半年後に復興計画を策定し、復興に向けた歩みに着手しました。 高台に住宅地を整備するとともに、駅を核とした街づくりを進めてきています。 女川駅周辺の土地は海面の高さよりさらに嵩上げし、そこに公共施設、商業、観光施設を整備、女川は復興のトップランナーとも言われ、若い方々の意欲的な取り組みによって復興が進められ、海をのぞむ明るい街に変貌しつつあります。 復興が進む町のシンボルともなっているJR石巻線、女川駅。 3階建ての駅舎を設計したのは、世界的な建築家、坂茂氏。その白く大きな屋根はウミネコが羽ばたく様子をイメージしてデザインされたとのこと。2階には、「女川温泉 ゆぽっぽ」が併設されており、浴場の壁には、世界的に活躍するアーティスト・千住博氏らの原画による富士山や森の鹿を描いた美しいタイルアートが広がっています。3階にある展望デッキに上ると、女川町の明るい街並みと女川港を見渡すことができ、冬には海から昇る朝日を眺めることもできると聞きました。 その女川駅から広がる商業施設「シルバーピア女川」とその後ろに明るく広がる青い海。少しずつ進む女川の復興を象徴するような光景が広がります。 毎年秋になると、災害廃棄物の処理・リサイクルに携わったメンバーが、「おながわ秋の収穫祭(復興さんま収穫祭)」に合わせて女川町に集まってささやかな「同窓会」を開くのが恒例となっています。 女川の新鮮な海の幸でおいしいお酒を酌み交わすかけがえのない時間。思いは常に2011年3月にあると言えます。 くしくも、本年2024年元旦、能登半島大地震が発生しました。 石川県の能登半島地下16km、鳳珠郡穴水町の北東42㎞の珠洲市内で発生した内陸地殻内地震。地震の規模はM7.6で、輪島市と羽咋郡志賀町町で最大震度7が観測されています。震度7が記録されたのは、2018年の北海道胆振東部地震以来、観測史上7回目だと言われています。 元旦の午後という一年で最も穏やかで晴れやかな時に大規模地震に見舞われた被災地の皆様の心情を思うと胸が張り裂けそうな思いに至ります。 まさに、胸が締め付けられる、信じられないような大規模災害ですが、やはり大量の災害廃棄物が発生しました。推計量は244万トンとされています。(*「令和6年能登半島地震に係る災害廃棄物処理に関する基本方針」) いまや日本は、いつどこで災害が発生しても不思議ではないと言っても過言ではないかもしれません。 小池東京都知事は、本年7月、石川県の馳知事と面会し、能登半島地震で発生した災害廃棄物の一部を都内の処理施設で受け入れることを発表しました。 処理方法は ►石川県内被災市町で発生した建物の解体等に伴う木くず等の災害廃棄物を、鉄道用コンテナを活用し、石川県から都内等の貨物ターミナル駅に輸送 ►都内等の貨物ターミナル駅からコンテナ運搬車により清掃工場に搬入 ►都内区市町村・一部事務組合の清掃工場において焼却処理 といったスキーム。 こうした処理体制の下、私たち東京エコサービスは、東京都のリーダーシップの下、23区清掃一組はじめ関係者の皆さまと新たなチームを組み、9月末から大田清掃工場において能登半島から送られてくる災害廃棄物を受け入れています。 都内の住民の皆様、事業者の皆様から出される廃棄物とあわせて、被災地の皆様の災害廃棄物を受け入れることは課題も多く慎重な対応が求められます。 しかしながら、私たちはこれからも、13年前と同じように、被災地に思いを馳せながら、搬送されてくる災害廃棄物を単なる「瓦礫」ではなく、被災地の皆さまの思いの詰まった「我歴」として大切にお預かりし、適切に処理・リサイクルしていきたいと考えています。 そして東北地方の皆様が悲しみ、苦しみを乗り越えて、前を向きながら力強く復興に歩を進めてきたように、能登地方の皆様の復興を側面から少しでもご支援できるように心をひとつにして対処していきたいと考えています。
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イベント
【2024年度】清掃工場施設見学会を実施いたしました💡👍
みなさんこんにちは、人事課です! 今回は9月20日に実施した、清掃工場施設見学会についてご紹介いたします💡 去年(2023年度)実施の記事はコチラです。⇩ https://tokyoecoservice.co.jp/blog/%e6%b8%85%e6%8e%83%e5%b7%a5%e5%a0%b4%e6%96%bd%e8%a8%ad%e8%a6%8b%e5%ad%a6%e4%bc%9a%e3%82%92%e5%ae%9f%e6%96%bd%e3%81%84%e3%81%9f%e3%81%97%e3%81%be%e3%81%97%e3%81%9f%f0%9f%8e%89%e2%9c%a8/ 本年も清掃一組様ご協力のもと、当社電力事業部主催の「清掃工場施設見学会」が実施されました。 今回は東京都杉並区高井戸東に位置する「杉並清掃工場」での開催です! 今年も本社各課より応援部隊が駆け付け、みんなで会場準備を行いました! ⇧綿密な打ち合わせを行う電力事業部のみなさん✨ 当日のプログラムは、 ・杉並清掃工場内の見学会 ・見学者説明室にて工場見学についての質疑応答 ・当社電力事業部による「電気と環境価値について」のプレゼンテーション ・質疑応答 となっており、当日はお暑い中、約40名の方にご来場いただきました🌞 見学ルートでは、プラットホームやごみバンカ、焼却炉などを見学しました。 普段あまり見ることのない工場の内部は、歩いているだけでもワクワクしますね! ⇧見学ルートは順路が分かりやすく、「予告」の看板もよりワクワク感が増しますね♪ それぞれの見学ルートでは、設備についての分かりやすい説明が掲示されています! また、杉並清掃工場では見学ルートに「中央制御室」があります。 中央制御室前は全面ガラス張りになっておりますので、運転班員の方が内側で作業を行っている姿を見学することができます! こちらも貴重な機会ですね✨ 見学会のあとは説明会場に戻り、電力事業部よりプレゼンが行われました💡 参加者の皆様からの質疑応答を持って、すべてのプログラムは終了です! 普段中々行くことのできない工場の見学や、電気と環境価値について知ることができたのは大変貴重な機会でした!
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イベントパワハラ・コンプラ
管理職向け📝レジリエンス研修を開催しました💡
みなさん、こんにちは、人事課です。 本日は、9月12日に開催した「管理職向け・レジリエンス研修」の様子をお届けいたします! そもそもレジリエンスとは、「困難な状況に遭遇しても、精神的に大きく落ち込むことなく適応し成長する能力(精神的回復力)」とされています。 仕事だけでなく、私たちは人生においても、家族の問題や思いがけない病気など、自分自身の努力だけではどうにもならないことに常にさらされています。 そのような中、楽観性や、自尊感情、良い人間関係など、自分の中にある資質や既に持っている価値に目を向けてこれを強化する、 あるいは考え方や解釈や認知を変えることで、精神的なダメージを軽くできるよう研究されてきたメソッドが「レジリエンス」です。 当社では、社歴の浅い方を対象に過去3度この研修を実施してきましたが、 今回は本研修の内容検証に加え、「セルフケア・ラインケアの習得」を目的として管理職の方々にも受講いただくこととなりました💡 ⇧当日は、冒頭に総務部長よりご挨拶をいただきました🌞 プログラムの内容は、 ① TAS診断による自己理解 ② STEP1 「底打ち」(ネガティブ感情のコントロール・マイナスの思い込みへの対処) ③ STEP2 「立ち直り」(社会的支援の獲得・自信の立て直し) ④ STEP3 「教訓化」(ストレス体験からの学びの統合) ⑤ メンバー(部下)のレジリエンスを高めるかかわり方 となっています! 事前課題として受検していただいたTAS診断を用いて、グループ内で自己理解を深めます。 STEP1~3では、模造紙を用いて様々な感情や解釈の理解を深め、活発にグループワークを行いました! また、ここでは「解釈のくせ」として、7種の思い込み犬※の解説がありました。 ※心理学者のイローナ・ボニウェル氏が人の心の中に存在する「思い込みや解釈のくせ」を7つの犬に例えた話です。 ⇧シーンごとに状況や解釈の整理、どのようなリフレーミングが有効かなどを話し合いました💡 最後に管理職として、部下のレジリエンスを高める関わり方の説明がありました。 こちらは通常のレジリエンス研修では触れない、とくに管理職向けの内容となっており、 部下のつまずきやすいポイントを知ることや、立ち直りへの支援を行うことで チーム全体の心理的安全性を高める重要性を学ぶプログラムでした🌞 実施後アンケ―トでも、「悉皆として実施を続けていくべき」・「若いメンバーだけでなく、リーダーこそ受けるべきである」 など、研修内容について前向きなコメントが多く集まりました💡 人事課としても、社員の皆さんのレジリエンス力を高め、よりよい職場環境を整えられるように精進してまいります!
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イベント
🌳緑地保全活動🌳に参加しました✨
みなさん、こんにちは、人事課です! 今回は9月7日に東京都清瀬市の清瀬松山緑地保全地域で開催された、自然イベントについてレポートいたします💡 本イベントは、公益財団法人東京都環境公社様が主催する山の日 TOKYO スタンプラリー対象イベントのひとつで、 地域内を散策しながら、アカマツ林や東京で最大級の大きさを誇るヒマラヤスギを観察したり、 林床に光を当てるための笹刈りや落枝集めなど、森の手入れのお手伝いを行います! 当社からは総務部長、総務課長、経理課長、総務係長が参加いたしました! お天気にも恵まれた当日🌞、参加された総務部長のレポートをお届けいたします✨ こんにちは、総務部長です。 東京に残る自然は、市街地が進む中で失われ、まとまりのある緑地や特徴的な地形として残っているものはかなり少なくなってきています。 自然は一度破壊されるとその回復は難しく、長い時間が必要となります。 東京都は「東京における自然の保護と回復に関する条例」を定め、 良好な自然地や歴史的遺産と一体となった樹林などを保全地域に指定しています。 現在、東京では、貴重な自然環境を保全すべき50か所の「保全地域」が指定されています。 その中のひとつに、東京の北西部・東京都清瀬市の「清瀬松山緑地保全地域」があります。 清瀬市の南西部に位置し、駅から歩いて10分ほどという立地条件にもかかわらず、 広さ43,356平方メートルの敷地内は別天地のように、豊かな自然が残されています。 また、この地域はかつて財団法人 結核予防会結核研究所付属療養所の敷地であったため、 その時代に植えられたサクラやプラタナスなどの巨木があちこちに残り、歴史の重みを感じさせてくれます。 まだまだ残暑が厳しい9月の週末、 社内有志で、都内有数のアカマツの群落や武蔵野の雑木林が広がる保全地域に入り、 笹刈りや間伐・落枝整理などの保全活動に取り組んできました。 さすがに暑い中での活動は少々きついものがありましたが、 参加した職員は、十分な水分を補給しながら一同力を合わせて気持ちのいい汗を流し、 都内に残る貴重な森を守る活動に専念することができました。
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パワハラ・コンプラ
コンプライアンスハンドブック その3
みなさん、こんにちは。人事課です。 今回は先日ご紹介した、当社のコンプライアンスハンドブックの内容について触れていきたいと思います。 以下は実際にハンドブックに記載されている内容を抜粋したものです。 ~職場で起こりやすいさまざまなハラスメント~ ①パワーハラスメント(通称:パワハラ) 職場において行われる優越的な関係を背景として言動であって、 業務上必要かつ相当な範囲を超えたものによりその雇用する労働者の就業環境が害されることをいいます。 ポイント:上司⇒部下に行われるだけでなく、スキルがある・多数であるといった優位性を背景に 部下から上司・先輩、同僚・他部署の従業員に行われることもあります。 ②セクシュアルハラスメント(通称:セクハラ) 性的な言動により、従業員の労働条件に関して不利益を与えること 性的な言動により、従業員の就業環境を害すること をいいます。 ③ジェンダーハラスメント 「男らしさ」「女らしさ」といった価値観や固定観念を押し付けたり、性別によって役割を決めつけ、 業務内容・役職などを差別することをいいます。 ポイント:セクハラが「性」に関する嫌がらせであるのに対し、ジェンダーハラスメントは「性別」に関する嫌がらせを指します。 ④モラルハラスメント(通称:モラハラ) 自身の価値観やモラル(道徳)だけを正しいと思い込み、他の人を支配しようとしたり、排除しようとしたりすることをいいます。 ポイント:パワハラが職位やスキルの優位性を背景にしているのに対し、モラハラは優位性に関係なく起こります。 ⑤マタニティハラスメント(通称:マタハラ) 妊娠・出産・育児などに関連して、職場で嫌がらせ行為を受けたり事業主から不利益な扱いを受けることをいいます。 妊娠・出産を理由とする不利益な取り扱いは法律で禁止されています。 ⑥スメルハラスメント(通称:スメハラ) つけすぎた香水・入浴や着替えをしないことによる汗臭さなど、においによって周囲を不快にさせることをいいます。 ⑦アルコールハラスメント(通称:アルハラ) 飲酒の強要や飲酒に伴う迷惑行為など、アルコールに関する問題行為です。 飲酒の強要は、相手を死亡させる可能性もある非常に危険な行為であるため、やってはいけません。 ハラスメントとは、自分ではそんなつもりでなくとも、「相手がどう受け止めるか」でハラスメントか否かが判断されます。 この機会にハンドブックを読んで、今一度自分の言動を顧みる機会としたいですね🌞
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会社のこと
【2024年】夏季休暇がスタートしました!🌞
みなさんこんにちは、人事課です! 今年も東エコの夏季休暇の時期がやってまいりました! 東エコの夏季休暇は、本社は7月~9月末のうち好きな5日間、 管理事務所は①6月~9月末、②7月~10月末のいずれかの期間で好きな5日間を取得できるものになっております! お盆の時期にまとめて取得される方、オフシーズンに取得される方、ご自身のイベントに合わせてこまめに取得される方・・・ 取得の仕方は人それぞれですが、みなさん概ね5日取得できているようです♫ ⇧こちらは去年の夏季休暇で帯広に行った写真です🌞 今年も熱中症には気を付けながら、有意義な夏季休暇にしたいですね✨
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パワハラ・コンプラ
コンプライアンス(パワハラ等)への取組みについて その4
こんにちは、東京エコサービスのコンプライアンス委員会です! 今回は2024年のコンプラ啓発ポスターが決定しましたのでご紹介いたします。 ★こちらの記事で、当社の「通報者の保護」「個人情報の保護を遵守し、より良い職場環境を目指しているコンプライアンスへの取組み」についてご紹介しています。 ⇩今回選ばれたポスターはこちら! 日々のコミュニケーションの積み重ねは、円滑な業務の遂行や大切な仲間を守ることにもつながります💡 誰にでも悩みはつきものです。 あなたのその悩みは、会社がよくなる第一歩かもしれません。 頑張りすぎてしまう前に、まずは仲間に相談してみませんか。 また、今年度からコンプライアンス委員会に新しいメンバーが増えました🌞 各事務所に相談窓口担当者がいます(別の事務所の担当者に相談してもOKです)ので、ひとりで悩まずにまずはお話を聞かせてください。
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イベントパワハラ・コンプラ
👨🔧班長研修を実施しました!🌳
みなさん、こんにちは!人事課です。 今回は、人事課で実施した運転班長研修についてお話します💡 現在、当社で運転班長の職についている社員は精鋭24名です。 清掃工場の運転管理は24時間止まることがありません。 そのため班長全員が一堂に集まって研修・・・というのがなかなか難しく、今回も2回に分けて研修を実施しました。 研修の序盤は、経営層から会社の収支状況や採用状況、人材育成の重要性などのお話をしていただきました📢 その後の前半パートは、厚生労働省の「第14次労働災害防止計画」を用いて、 労災認定の基準やメンタルヘルスケアなどについての見識を深める研修を実施しました。 当社の様な業態では、現場でのケガによる労災には細心の注意を払っていますが、 「業務による心理的負担」「長時間労働」「パワハラによる精神障害」なども考慮した職場環境づくりを忘れてはいけないことを確認する内容になっています。 後半パートでは、人材育成に焦点をあてた新入社員のOJTに関して、 「自分の班ではどんな取り組み(工夫)をしているのか」、「1年目に習得すべき知識や技量」などの情報を共有しながら、 新入社員が1年後の到達目標を意識できる取り組み方などを話し合ってもらいました✨📖 このような階層別研修は、通常、外部委託で実施することが多かったのですが、 今回はすべて社内で企画・実施しました!🖊️ また、身近な課題を題材にグループワークを実施したこともあり、研修後のアンケートでも好意的な意見が多数見受けられました。 日頃、人を育てる術などを話し合う機会も少ないためか、皆さんいろいろな「気づき」があったようですね! 今後も人事課では人材育成に繋がる研修を実施し、会社発展の一助になるように頑張って参ります!✨
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イベントパワハラ・コンプラ
公認心理士実習に協力させて戴きました👨⚕️
みなさん、こんにちは。人事課です。 このたび、東洋大学様の公認心理士実習に協力させて戴きましたので、当日の様子をお伝えいたします✨ 令和4年度に続き5年度も、東洋大学総合情報学部で公認心理士を目指して学んでいる皆さんへ 「企業の中のメンタルヘルスケア」をテーマに講義とグループワークの実習指導をさせて戴きました📝 参加者の皆さんにはまず「なぜ、公認心理士を目指しているのか」をお聴きしました。 理由は様々でしたが、皆さんからは真剣に学ぼうという気持ちが伝わってきて、こちらのテンションも上がるのを感じました✨👍 厚労省のレポートによると、日本で500人以上の労働者を抱える企業の90%は、 社員のメンタルヘルス不調での退職や長期休職に悩んでいます😢 精神障害が労災認定されるケースも年々増加し、生産性や自社のブランド価値の低下など、企業経営のリスクにもなっているのが実情です。 当社でも厚生省のH.P・書物・研修などで理解を深め、産業医や社会保険労務士などの専門家に相談しながら メンタル不調の予防・ケア・また、残念ながら休職となった社員の復職の対応等について、少しずつ経験を積み、体制を整えています🔨 例えば、ご本人だけでなく、ご家族・主治医・職場など、本人を取り巻く方たちに共通の知識と認識を持ってもらうツールとして、 会社の規則や健保のサービスを記載した独自の「病気休暇・病気休職のしおり」を作成しました✨✎ 講義ではそんなお話も交え、当社のメンタルヘルスケアへの取り組みや、休職・復職にどのように対応しているかについてお伝えしました。 後半は2つのチームに分かれ、グループワークを行いました📖 仕事上のトラブルが原因で、メンタル不調から傷病休職となった「Aさん」という架空の社員のケースを想定しました。 休職までの経緯を踏まえ、復職にあたって本人・家族・主治医・産業医、 また職場の上司や同僚にどう関わり、Aさんをサポートしていくかについて、 会社の産業保健スタッフとしての公認心理士になったつもりで考えてもらい、意見を発表して戴きました🎤 こうしたケースでは、同じ職場で周囲の人が過度にストレスを抱えないようにすることも大切です! 皆さんからは、Aさんと関わる人たちへ理解や協力や注意を求める具体的な意見が聴かれ、私たちも、大変勉強になりました🙆💡 普段取り組んでいる仕事を改めて整理・総括することもでき、私達も更に理解を深める機会となりました!
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イベントその他
第45回全国都市清掃研究・事例発表会に参加しました
みなさん!こんにちは。環境技術部 技術課です。 今回は1月24日(水)~26日(金)に福島市で開催された 「第45回全国都市清掃研究・事例発表会」に参加した際の様子をお届けいたします!📷 各自治体やプラントメーカーによる発表は、清掃事業に関する最新情報が聞ける貴重な機会であり、 職務上の知見向上にも繋がるため毎年欠かさず参加しています💡 発表会の行われる開催都市は毎年変わり、今年度は「実湧満彩(みわくまんさい)」都市、福島市での開催でした! ⇧会場となった「エルティ ウェディング・パーティ エンポリアム」です! 普段は披露宴会場としても使用されているこちらの施設。とてもきれいな会場でした!!✨ 会場内では2~3箇所に分かれて発表が行われております。 事前に発表プログラムを確認し、自分が聴きたい発表に合わせて移動するのですが・・・ 期間中のプログラム数はなんと100前後! 自分が聴きたい発表を選ぶだけでも一苦労です・・・💦 発表の持ち時間は1人あたり12分+討論時間3分です。 限られた発表時間の中で「なるほど!!」と感じる発表もたくさんありました!!🤔 今年度は近年のトレンドである「CO2分離回収」に関する発表が多く、 CO2排出量削減は喫緊の課題であることが感じられました。 また、AI技術や遠隔監視技術を活用した清掃工場の自動運転システムの開発に関する発表もあり、 労働人口の減少の影響を受け、清掃工場の運営でも省人化がどんどん進んでいくのだろうと感じました! ちなみに福島市の天気ですが、ちょうど日本列島に寒波が到来していることもあり、最高気温3℃ととても寒かったです🥶 初日は雪が積もっていませんでしたが、2日目は起きてびっくり!😲 歩くのに注意しなければならないほど雪が積もっていました☃️ 東京にいるとなかなか味わえない寒さ🥶と雪☃️を体験してきました。 帰りには福島のご当地グルメである馬肉🐎や円盤餃子🥟も堪能できました。 来年の開催都市は富山市が予定されています!❄ 次回も降雪地域での開催となるので、防寒対策🧥をしつつ、発表とご当地のグルメを楽しみたいですね!
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パワハラ・コンプラ
コンプライアンスハンドブック その2
みなさん、こんにちは。人事課です。 今回は先日ご紹介した、当社のコンプライアンスハンドブックの内容について触れていきたいと思います。 以下は実際にハンドブックに記載されている内容を抜粋したものです。 1-5 職場の安全衛生 この章では「安全衛生に関すること」について触れています。 ■ 安全で衛生的な職場環境づくりに努める 業務の中で怪我をしたり、病気にかかることがあってはなりません。 社員ひとりひとりが、日頃から職場の安全性の向上と衛生的な環境の維持に努めましょう。 ■ 超過労働や、安全を保てない作業をしない・させない 業務上の必要性があっても、無理な長時間労働を行ったり、強制したりしません。 長時間労働は肉体だけでなく、精神的にも大きな負担となります。 体調が悪いと感じたら、すぐに医師に相談しましょう。 また、安全対策がとられていない状態での作業は、絶対にやめましょう。 事故が発生すれば、身体の機能を失ったり、死に至ることもあります。 ■ やってはならないこと たとえば、次のような状況が、不健全な職場環境にあたります。 ⑴ 業務上の必要性なしに、危険物を職場に持ち込む ⑵ 長時間の労働が常態化する ⑶ 温度・照明・音・空気の汚れなどが不快、不適切 ⑷ 禁煙や実効性のある分煙がされていない ⑸ 心身の疲労回復を図るための対策や場所、設備がない 忙しい年度末はつい無理をしてしまいがちですが、 綱に安全で衛生的な職場環境の維持に努めたいと思います!
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イベント
普通救命講習🚑を受けました
みなさんこんにちは!人事課です。 今回は、昨年12月に港区芝消防署で普通救命講習を受けた時のお話です。 これは職場でも、それ以外の時でも、 いざという時に慌てずに適切な対応ができるようにと本社勤務の社員に希望を募り実施されたものです! 当日は、東エコ社員約20人が受講しました。 講習の内容は、AED取扱い方法、心肺蘇生方法、大出血時の止血方法、異物の誤飲などによる窒息への対応方法で、 実機を使用した実践形式のものもあり、3時間という充実の内容でした💉 早速、初めてのAED体験です。 まずはじめに緊急事態シチュエーションの再現から始まります。 意識の有無を確認して、 「人が倒れています。どなたか119番をお願いします。AEDがあれば持ってきて下さい。」 と大きな声で周知します💡 遠い昔に教習所でも同じようなことをした記憶がありますが、やはり少しだけ恥ずかしい気持ちがあります・・・ 直前に講師の方からも丁寧な説明がありますが、基本的にはAEDがすべて指示を出してくれます。 聞き逃してしまっても、もう一度繰り返してくれますので、焦らずに行動しましょう。 AEDの機械について 皆さんも、「見たことはあるが、触ったことはない・・・」という方が多いのではないでしょうか。 なんとなく電気ショック⚡を与える、という認識はあるものの、それ以外の操作手順や使い方を知らない方が大多数かと思います。 (ちなみに当社が入居しているビルでは1階エレベーターホールに設置されています。) また、AEDはメーカーによってデザインや音声の違うものがいくつかあります。 基本的な操作方法は同じですが、パッドの形やイラストが異なる場合もあるので 実際に2種類のAEDを使うことができたのは良い経験でした💡 ⇧ボタンの位置や液晶、音声などが異なります ⇧パッドを張る様子(パッドを張る位置もイラストが描かれているので迷いません) そして何より大変なのはその後の心臓マッサージです! 蘇生は、AEDとマッサージを交互に行うのですが、この1分間のマッサージが非常に大変でした。 倒れている人の横に座り、肘を曲げない体勢で自分の重心が倒れている人の胸の上に来るようにして、 胸が5㎝沈むくらいの力で行います。 これが見るとやるとでは大違いで、はるかに重労働でした🥵💦 2セット目からもう疲れてしまう程ハードワークです。 それを救急車の到着まで10分以上行わなければならないことを想像すると、 命をつなぎとめることは簡単ではないと強く実感しました・・・ 今回の貴重の経験を無駄にすることがないように緊急を要するような場面に出くわしたら、 積極的に救命活動に参加したいと思っています!
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イベントその他
⚡💡東京ガス扇島LNG基地見学会に行ってきました💡⚡その2
みなさん、こんにちは。人事課です。 後編は、扇島パワーステーションの見学の様子をお伝えいたします。 前編はこちら 扇島パワーステーションは天然ガスを燃料として発電を行っている施設です⚡ ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせた高効率で環境にやさしいガスコンバインドサイクル発電方式が採用されています。 発電機の熱を感じるくらい近くで見学させていただいたのですが、約41万kWの発電機は大きくてかなり迫力があります! それが3台並んでいるところはやはり壮観です・・・ 定期点検の準備も進められており、定期点検のためにたくさんの道具が並べられているのを見ることができました。 こうしたところを見るとやはり大きな工場を安全で安定的に運用するのは、並大抵のことではないことがわかります。 当社の運転班もそうですが、日々、働いているみなさんの力があるからこそ、 安全で安定的な工場の運転がなされていると気付かされます💡 また、オペレーションを行っている運転・監視室も見学させていただき、 清掃工場の中央制御室との違いなどを感じながら、少人数での安定的な発電所の運営について説明をお伺いしました🔍 こちらの施設には過去のトラブル対応などを再現し、実際にオペレーションを訓練する場所もあり、 ひとりひとりがスキルアップすることで、 少人数での安定・安価な発電所運営が実現されていることを学ぶことができました✨🤔 最後は、見学会を通しての質問の時間を設けていただきました。 これまでご説明いただいた事や施設を見学させていただきながら疑問に思った点等を質問させていただきました。 様々な質問にお答えいただき、大変有意義な時間となりました👏 コロナ禍で集合研修や施設を見学・勉強させていただく機会がなかなかなく大変な時期を過ごした社員も多くいました。 久々の見学会を終えて、若手の社員は何を学び感じたのか、感想を聞きました! (Aさん)「実際にLNGを使用した冷却実験が特に印象に残っています。LNGに漬けたことにより、 凍ったゴムボールがハンマーでバリバリに割れる様子や、 ステンレスが縮む様子を拝見し、超低温の世界を実感しました。 普段立ち入ることのできない施設内をご案内いただき、 丁寧なご説明と貴重な体験で、非常に充実した見学会でした。」 (Bさん)「小さい頃に見た根岸のLNG基地と異なり,地下タンク方式で一見すると草地にしか見えなかったが, タンク破損の際にLNGが広域に拡散することがなく, 防災という観点から見た場合に非常に安全性が高い設計だと感じられた。」 余談ですが、見学施設では大きなパッチョと小さなパッチョ、小さな電パッチョがお出迎えしてくれました✨ パッチョかわいいですよね! 個人的にはこのシリーズに水パッチョもあるのかとても気になります! ⇧おっきなパッチョといつものパッチョ 最後になりましたが、今後も社員の見識を深め、 幅広い知識や視野を持った社員を育てる研修を今後も社内において開催していきたいと思います。 今回もお読みいただきありがとうございました!
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イベントその他
⚡💡東京ガス扇島LNG基地見学会に行ってきました💡⚡その1
みなさん、こんにちは。人事課です。 今回は9月に行われた、東京ガス扇島LNG基地見学会の様子をお伝えします。 この見学会は、電力事業部および環境技術部技術課主催の当社社員がエネルギー事業への理解を高め、 今後の事業に役立つことを目的に開催された社内技術研修です! 色々な施設を見学させていただいたので、少しボリュームがあるため、前編後編でお送りしようと思います💡 突然ですが、LNGってご存じですか?👨🏭 LNGとは、都市ガスの原料や発電燃料として利用されている、液化された天然ガスのことです💡 東京ガス扇島LNG基地には、この液化された天然ガス(以後、LNG)を受け入れるシーバースがぽっかりと海の中に建っており、 船で運ばれてきたLNGを地下のシールドトンネルを通して、LNGタンクに貯蔵されます! 陸地から見ると海にシーバースだけがぽつん建っていて、陸地から海の中を長い地下トンネルが通っているのを想像するとなんだかわくわくしますね🌊🐳 こちらの施設には地下にLNGタンクが設置されていますが、その大きさはなんと大阪城がすっぽり入ってしまうほどなんだそうです! 外から見学させていただいた様子です⇧ まるで古墳のような、少し盛り上がっている草原が広がっていました。 一見すると、地下に大きなタンクが埋まっているようには全く見えません。 景観にも配慮された環境づくりがなされているんですね🔍 LNGタンク内は魔法瓶のような構造になっており、-162℃のLNGが貯蔵されています。 天然ガスというと気体のイメージがありますが、なぜ液化された状態で運ばれ、貯蔵されているのでしょうか・・・ その答えは、気体が液体になることで、体積が600分の1になるからなんだそうです。 液化することでより多くのLNGを運んだり、貯蔵することができるんですね! 施設では、-162℃のLNGに火が付くのか・鉄球のついた棒をLNGにつけるとどうなるのか・ゴムボールをLNGにつけるとどうなるのか・・・ などなど、様々な冷却実験も見せていただきました🧪🔥 タンクに貯蔵されたLNGは、海水を利用して気体に戻され匂いをつけたあと、都市ガスとして各家庭や施設へ供給されるんだそうです。 ちなみに・・・清掃工場でもごみ焼却の助燃剤として天然ガスが使用されることがあります! ガスは私たちの生活にも非常に身近なものですが、まだまだ知らないことが多く、説明会では学ぶことばかりでした✨🤔 ⇒後編につづきます
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イベントその他
清掃工場施設見学会を実施いたしました🎉✨
みなさんこんにちは、人事課です。 今回は、9月29日(金)に実施した清掃工場施設見学会についてご紹介させていただきます。 見学会は目黒清掃工場にて清掃一組様ご協力のもと、電力事業部主催で実施いたしました💡 人事課からは1名、設営のサポートという形で参加いたしました!💪 ⇧他部署からの応援部隊も駆けつけ、みんなで準備を行いました! 見学会では、東京都の各区から環境やエネルギーに携わる方々を参加者としてお招きし、 地域への貢献や環境への配慮についての説明を行ったうえで、 実際に工場の設備を周りながら清掃工場の仕組みについて見学していただきました。👟 工場全体はとても広いのですべてを見て周ることはできませんでしたが、 目の前で動いている巨大なごみクレーンや機器の数々を見るだけでも、規模の大きさや複雑さを感じていただけたのではないでしょうか✨ 見学ルートには、焼却炉内🔥を体感できるコーナーや、立体視で写真撮影できるコーナーなどがあり、 実際に見て、感じて、楽しみながら学べるポイントがたくさんありました! 見学会の後半では、電力事業部から東エコの事業についてプレゼンテーションを行いました🔔 ⇧現在の電力市場の状況や課題をスライドで解説する様子 東エコが提供する電力サービスの概要や、どのような施設で利用して頂いているかなどを、 実際の数値を交えての解説で、お手伝いとして参加している我々にとっても大変勉強になるものでした💻 最後には数名の方から質問もいただくタイミングもあり、 参加者の皆様にも興味を持っていただけたのではないでしょうか✨👓 日々自分の仕事をしているだけではなかなか電力市場の状況などは詳細に触れることがなかったので、 今回の工場見学会と併せて、参加できたことはとても有意義なものでした。 今後も人事課は、他部署との交流やイベントへの参加を積極的に行っていきます🎉